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銀魂519訓「仇」感想

そうか、銀さんが先生の首に背を向けてた理由がわかった。
そらち先生、これ、つらすぎません?もうね、つらいの一言につきる。


銀さんが背を向けて全てから逃げるようにした理由もわかった。それでも自分で死ねなかったのは先生を手にかけたのが自分だったからなんだろうな。あんなこと(って銀さんは思ってるはず)をして自分で自分だけ楽になろうなんて許されないと思ってるんだろうな。本当はどれだけ先生を救いたかっただろう・・・。自分を真っ暗闇から救い出してくれた、色んなものを与えてくれただろう銀さんの心から大切な人。そんな人を自分で手にかけなくちゃいけなかった。その気持ちを考えたらもうね、もうつらい。先生との約束「みんなを護ってあげてください」その約束の重いこと。先生もつらかったと思う。銀さんに背負わせたくなかっただろうな。それでも、先生との約束を守って、銀さんは高杉と桂を助けたんだ・・・。きっと、先生の首のその死顔が描かれることはないと思うけど穏やかだったと思うんだ。銀さんのこの心の傷がね、癒えることってないと思う。こんなの心が壊れちゃってもおかしくないのにね。

それから高杉があんなふうになっちゃったのもわかる。自分が捉えられたせいで先生を助けられなかった。仲間の銀さんに、誰よりも先生を大切に思っていた銀さんに、先生を手にかけさせてしまった。そんな絶望的な状況を見せられた中で、それでも自分で死ねなかったのは先生の命とひきかえだったこと、それから、自分でなんかで死ねない死ぬなら仇をうたれて、とか思ったのかな。高杉が世界をぶっ壊したい理由もこれでようやく納得いった。
あんな状況を同じように見せられた桂がね、銀さんや高杉のようにならなかったのがね、すごいと思ったよ。感情的でなく理性的なんだなと。電波な部分は置いておこう。桂はさ、銀さんが耐えている世界で一緒に耐えていこうと決意したんだろうな。何もできない、何をしてあげることもできない、だけど同じ世界で一緒に抱えて生きていこうと思ったのかな。ねぇ、スタンバってる場合じゃないよ?そろそろ出番ですよ?なんとかしようよ・・・。どこにいるんだい・・・。

銀時と高杉、きっと先生の亡くなった後、ぶつかることすら出来なかったんじゃないのかな。長い時間かけて今ようやく向き合ってるのかな。


そして銀月的考察。
もう納得いくことが多かった。月詠が地雷亜を手にかけた時に銀さんがとても驚いた表情を見せていたのだけど、あれにどうしてもずっと違和感があって。こういうことだったんだなって。かたちは違えど師匠を手にかけたこと、なぞるように銀さんと同じ経験をしてる。月詠の存在って、やっぱり銀さんのためなんじゃないかな。唯一その重い荷に寄り添って歩いていける存在なんじゃないかなって。そう思わざるを得ない。銀月フィルター抜きにしてもここまで同じ経験をしてるんだもん。あれ?って思うんじゃないのかな・・・。
それから銀さんの「俺もだ・・・」の意味合い。あれも変わってくる気がする。今まで単純に月詠の優しい強さに惹かれた故の一言だと思っていたけど、そんな単純なものじゃないかもしれない・・・。月詠と銀さんの違いは、月詠は地雷亜から目を逸らさなかったことだと思うんだ。話を聞いて理解して、担ぎ上げて、許して、その死から目を逸らさなかった月詠。その後も、心に抱えて今までと同じように生きていくその姿を見てね、強いって、そう思ったんじゃないかな・・・。それは銀さんには出来なかったことだから。(って言ってもいいのかな。まぁ状況が全然違うけどもね!重さが違うけどもね!話なんて聞けなかった状況だけどもね!)だからやっぱりね、あの一言には当初思ってたほどの単純さはなくても、銀→月への何かしらの現れだと思った。改めて。
ここへきて、そらち先生が月詠という存在を描いた意味合いがわかったような気がする。ずっとね、銀月フィルターで見てたけど外して見ても月詠の存在は銀さんのためだったんじゃないかなって思える。愛染香篇をした意味もここにあるんじゃないかな。お前様の隣で・・・銀さんにそう言ってくれる存在を作ったんじゃないのかな・・・。


ざかざかーっと書きました。
おかしいところもあるかもしれない。
まともに本誌読んでないくせに!って思われるかもしれない。
けど、吐き出さずにはいられなかった。

なんとなく、もしかしてこのまま終わってもおかしくないな・・・なんて思い始めてる。まだ奈落も出てきてないしね、桂もいないし、色々片付いてないことも多い。けど、このまま最後まで伏線を回収しながら書き続けて、最終回でもおかしくない展開になってきてるのかなって。前にどこかで読んだ3月に銀魂が終わるっていう記事、あながち嘘じゃないのかなって。

それから、今まで書いてきた小説で辻褄が合わないことも出てきたかなと思うけど、もうこの辺りは現在の展開を知るまでに書いたものだからそのままでいいかなって。それなりに色々考えて書いたものだから、それはそれで置いておこうかなって思いました!!

これからまだどんな展開になるかもわからないし、コミックス読み込んだらまた違った見解も出てくると思うから、この感想は直すかもしれないけど今はこれで。

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